夏美人を目指す快眠ワザ7
「暑くてスムーズに寝つけない」「エアコンで冷えて夜中に目覚めてしまう」など、
夏は睡眠の質が低下しやすい時季です。
寝不足が続くと、免疫力の低下、自律神経の乱れにつながるなど、健康や美容にも悪影響。
夏を元気で美しく過ごすために、すぐにできる快眠テクニックをご紹介します。
- たかの友梨ビューティクリニック地井 千温
- たかの友梨ビューティクリニック入社後、エステティシャンを経て教育部部長に就任。20年間培った確かな技術と豊富な知識で、数多くのエステティシャンを育てる。主な資格:CIDESCO インターナショナルエステティシャン/AJESTHE 認定講師/AJESTHE トータルエステティックアドバイザー/AEA 認定講師、AEA インターナショナルエステティシャン/日本アロマ環境協会 アロマテラピー検定1級/SCMHR CCE取得/美容師免許取得

快眠が美肌につながるのはなぜ?
肌はダメージを受けても自ら修復・再生させる力が備わっていますが、
その時に必要なのが睡眠中に分泌される成長ホルモンやメラトニンというホルモン。
成長ホルモンには新陳代謝や血行を促す働き、メラトニンには体内リズムを整えたり抗酸化作用があります。
これらは眠りはじめの3時間にもっとも分泌が盛んに。
そして肌をしっかりメンテナンスするには少なくとも6時間は必要だとされています。
美肌をキープするためには、スムーズな寝つきと、6時間以上の睡眠を目指したいですね。
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- 1夕方以降の飲み物はカフェインレスで
- カフェイン入り飲料は覚醒作用があり、寝つきが悪くなる、眠りが浅くなるなど睡眠に悪影響。利尿作用もあるため、夜間トイレに行きたくなって睡眠の妨げになることも。また就寝前の冷たい飲み物もできるだけ避けましょう。飲み過ぎると血管が収縮して深部体温の調節を妨げてしまうので、温かいものに。
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- 2入浴は寝る1時間前までに完了
- 人は深部体温が上がると活動モードに、下がると眠るモードに切り替わり、眠気は体温が急激に下がる時に起こります。この状態をスムーズにつくれるのがお風呂。まず38~40℃のお風呂に20分ほどつかって一度深部体温を上げておくと、その反動で約1時間かけて徐々に下がっていきます。このタイミングを逃さずに布団に入りましょう。
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- 3就寝の30分~1時間前から寝室を冷やす
- 室内には日中ため込んだ熱がこもっているため、あらかじめエアコンで冷やしておくと入眠がスムーズに。エアコンの風向を熱の溜まりやすい天井に向けると、30分から1時間程度で効率よく涼しい環境がつくれます。
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- 4熱帯夜は28℃設定で一晩中エアコンをON
- 寝ている間に脱水症状を起こすこともあるので、熱帯夜はエアコンを28℃程度に設定して一晩中つけて寝るのがおすすめです。冷えすぎが気になるならエアコンの風は上向きにし、サーキュレーターや扇風機をエアコンの下に置いて併用すると室内の温度が均一に。節電にもつながります。
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- 5湿度コントロールでより快適に
- 快適な睡眠には、湿度50%前後が理想といわれています。除湿器がない場合は、エアコンのドライや冷房除湿などの機能を使って湿度を調節しておきましょう。
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- 6寝るときは部屋着からパジャマへ
- パジャマを着ることで脳のスイッチをOFFへ切り替える効果があるといわれています。またパジャマには、寝返りが打ちやすい、睡眠中の汗を吸収しやすく通気性に優れている、体を締めつけず脳も体もリラックスできるなど様々な効果が。パジャマと部屋着は使い分けましょう。
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- 7入眠時にBGMを
- 川のせせらぎ、鳥の鳴き声などの自然音か、歌詞の意味を追わずに聴けるインストゥルメンタル(楽器だけで演奏されいる)音楽などが、脳を休めてリラックスモードに導いてくれるのでおすすめです。
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